2006年01月16日

ジパング21巻

アニメ同様、コミックの新刊にもまったく追いつかなくなっているCionです。こんばんは。

さて、ジパングの最新巻、21巻を読みました。
20巻では激しく動いたストーリーは今回はほとんど動きなし。

前半から中盤にかけてはほぼ戦闘のオンパレード。
『沈黙の艦隊』を描いたかわぐちかいじだけあって、潜水艦戦はリアルに見えます。
まあ、あの駆逐艦の撃破方法はご愛嬌でしょうけどw

で、その駆逐艦でちょっと注目してしまったものがあります。
それは爆雷発射管です。
一こまだけはっきりと描かれていますが、Y字型で、2発動時に発射できるタイプですね。

従来爆雷は艦尾から転がして落とすのが一般的だったのですが、この発射管では狙ったところに飛ばすことが出来ます。
たしか、日本の駆逐艦が持った最新の装備だったと記憶していました。

アメリカはさらに一歩進んで、ヘッジホッグという対潜兵器を開発しています。

で、調べてみると94式爆雷投射機というものでした。
94式なので、1934年採用の兵器です。
そんなに最新鋭というわけでもありませんでした。

搭載された艦も様々で、多くの駆逐艦、護衛艦が装備していたようです。
ビビッと反応してしまいましたが、ハズレだったようですw

それよりも、うっかり読んでいたため、対戦した駆逐艦が島風だったということを忘れていました。
島風は、日本が1943年に建造した最新艦です。
最高速度が40ノットを超えるという驚異的な快速艦です。

しかし、構造が複雑すぎたため、量産はされず、島風のみの実戦参加になっています。

いくら試験型とはいえ、最新鋭の駆逐艦がなぜフィリピン海域といった後方に配備されていたのかは謎ですね。
巻末に書いてありましたが、草加他の影響で日本軍の配置転換が行われたようですが。

後は、大和やアメリカの空母群の描写がちょっとかっこよかったかな?
大和に関しては多分に説明的でしたが、あそこまで書いてもまだ足りないような気もしますw

で、後半に入ってから伏線が張られだしました。
1943年にアメリカの本格的反撃開始の気配。
まさに草加の戦略通りに動いています。
史実より1年早い動きですね。
1943年ではまだアメリカの空母群の再建が完成しておらず、もしかしたら日本艦隊に勝利の可能性があるかもしれません。

史実では、日本軍の伸びきった戦線をちくちく叩いている頃です。
実際の大反撃は1944年にトラック空襲からマリアナ海戦、フィリピン攻略戦と一気に進展します。

VT信管※の実戦投入が1943年末なので、史実で起こったアメリカ艦隊に航空機が全く近づけないという事態も起こらないでしょう。

※従来の信管が発射前に設定された高度で炸裂するのに対して、VT信管は飛行機が近くを通るだけで炸裂します。特にマリアナ海戦では日本軍機をまったく寄せ付けず、一方的に撃墜しました。

ということで、次巻はどうなるんでしょうね。
いよいよ艦隊決戦勃発でしょうか?

巻末の予告を見ると、ちょっと違うようですがw
実は次巻はもう来月発売のようです。
コミックの世界でも時流に取り残されていますorz


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posted by Cion at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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